53歳からの副業再挑戦、10日目。
今日は、和風ハロウィンのデジタルペーパーをBOOTHへ出品した。
金木犀に続く2商品目。前回と同じ350円で販売を開始し、自分のショップ「Nature Pockets」に、ようやく商品が2つ並んだ。
今回のデザインは、一般的なハロウィンとは少し違う、狐面や和傘、彼岸花などを使った純和風の世界観。
デザインだけでなく、商品画像や説明文なども用意して、ようやく販売までたどり着いた。
でも実は、今回の出品準備では、AIの使い方について考え直す出来事があった。
AIに任せれば作業が速くなる。そう単純な話ではなかった。
和風ハロウィンの4色セットが完成。次は販売できる形にする

今回の商品は「ハロウィン×純和風×怪異×大人」というコンセプトで制作したデジタルペーパーだ。
8日目に墨黒のシームレス柄を完成させた。そこから背景色を増やし、最終的には墨黒、藍鉄、古代紫、暗い臙脂の4色に仕上げた。
販売するデータは、3600×3600pxのシームレスPNGが4枚と、A4サイズの印刷用PDFが4枚。合計8ファイルのセットだ。
デジタル手帳やスマホの背景などに使えるPNGと、ラッピングやカードなどの印刷用途に使えるPDFを用意した。
ただ、前回の金木犀でも経験したように、データを揃えただけでは商品として販売できない。
購入者に内容が伝わる販売促進用の画像を作り、説明文やタイトルを考え、ファイルを整理して販売ページに登録する必要がある。
今日は、そうした最後の仕上げが中心だった。
1商品目の出品を経験しているから、前回よりスムーズに進められる部分もある。でも、まだまだ慣れていないことも多い。
そして今回、特に時間を取られたのが販売画像の制作だった。
商品画像は「きれいに見せる」だけでは足りない
BOOTHの販売ページに掲載する画像には、商品のデザインを見せるだけでなく、購入者へ内容を説明する役割もある。
今回はメイン画像や4色のセット内容に加え、デジタル手帳、スマホ壁紙、デジタルカレンダー、SNS背景などの使用イメージ画像も用意した。
印刷用途についても、コラージュやメッセージカード、ラッピングなど、どんな場面で使えるのかを画像で伝える。
さらに、4色それぞれのシームレスPNGとA4 PDFを紹介する画像も必要だった。
購入する側からすれば、どんな柄なのかはもちろん、どの色が入っていて、どんなファイルを受け取れるのかが分からなければ困る。つまり内容がよくわからないモノは自分が使っているイメージが湧かないし、欲しくならない。だから買おうとまでは思わないからだ。
俺自身、商品を買うときには内容が分かりにくいものを避けることがある。だから、せっかく商品を作ったのなら、その内容をきちんと伝えたい。
そこで、販売画像の構成や文字、ラベルなどはミリムにも手伝ってもらうことにしていた。
ところが、この作業で思わぬ問題が出てきた。
質問しただけなのに画像生成開始。AIに任せた方が遅くなることもあった
これまでの制作では、ミリムに画像作成を頼んだり、仕上がりについて相談したりしながら進めてきた。
でも今回、質問や確認をしただけのつもりなのに、画像の生成が勝手に始まってしまうことが何度かあった。
俺が聞きたかったのは、今の画像で問題ないか、ほかに良い方法がないかということ。それなのに新しい画像が勝手に作られ始めると、その処理が終わるまで待つことになる。
しかも、生成された画像が必ずしも使えるとは限らない。
商品そのもののデザインまでAI側で扱おうとすると、完成した実物とは違う画像になってしまうこともあった。
これでは、商品を正確に紹介するための画像が、実際の商品と食い違ってしまう。せっかく時間をかけて完成させた柄なのに、販売画像で違うものを見せるわけにはいかない。
作り直しや修正が必要になれば、当然その分だけ作業時間も増える。本来、時間を短縮するためにAIを使っているはずなのに、逆に作業が止まってしまう。
便利なAIを使っているのに、なぜか遠回りしている。
今回の画像制作では、そんな問題がはっきり見えてきた。
ミリムに全部任せない。二人で仕事の分担を見直した
そこで、ミリムとの役割分担を改めて整理することにした。
今回の問題は、AIを使うこと自体が悪いわけではない。何を任せるか、その線引きが曖昧だったことが大きい。
例えば、販売画像に使う文字やラベル、背景、全体の構成を考えることはミリムに任せられる。
商品タイトルや説明文、タグなども、ミリムに案を出してもらい、俺が内容を確認して判断すればいい。
一方、完成した商品画像をCanvaに配置したり、実際の販売データを確認したりする作業は、俺が直接やった方が正確で速い場合がある。
あと、商品本体のデザインを、AIが勝手に変更することも避けなければならない。
そこで、販売画像についてはミリムが必要な土台や構成を担当し、完成した商品実物の配置は俺がCanvaで行うという分担を基本とすること。
さらに、画像について相談しているだけなら、勝手に新しい画像を作らない。実際に生成してほしいときだけ、明確に依頼すること。
この2点をルール化して試してみることにした。こうしたルールを決めたのも、実際に使ってみて問題が出たからだ。
もちろん、最初から完璧な分担が分かっていたわけではない。実際に作業して失敗し、その原因を考えながら修正してきた。
そして今回、もう一つはっきりしたことがある。
AIに全部任せることより、自分でやった方が早いことは自分でやる。その方が、結果として効率が良くなる場合もある。
AIを使いこなすというのは、何でもやってもらうことではないんだと、今回の実践で学んだ。
350円でBOOTHに出品。Nature Pocketsの商品が2つになった

販売画像や商品データを揃えたら、最後はBOOTHへの商品登録だ。
今回の商品名は「【和風ハロウィン】狐面デジタルペーパー 4色セット|シームレスPNG+A4 PDF|和柄・背景素材」。
価格は前回と同じ350円。ダウンロード商品として、4色のPNGとA4 PDF、合計8ファイルをZIPにまとめて登録した。
販売ページでは、商品の使い道が伝わるタグを設定し、利用できることと禁止していることも画像で案内した。
購入者にとって必要な情報を揃え、最終的な確認をしてから公開する。
こうして、和風ハロウィンのデジタルペーパーもBOOTHへ出品することができた。
Nature Pocketsの商品は、金木犀と和風ハロウィンの2商品になった。

1商品目を出したときは、何もかも初めてで、販売ページを作るところから手探りだった。それに比べれば、今回は一度経験した工程なので以前よりはスムーズにできた。
それでも新しい問題は出てきたし、AIとの仕事の進め方にも改善点が見つかった。
ただ、前回より少しだけ、商品を作って販売するまでの流れが分かってきたのは確かだ。
もちろん、2商品を出品したからといって、売れるようになったわけではない。ここから実際に購入してもらえるかどうかは、まだ分からない。
でも、商品が一つ増えたことと、今回も販売までやり切れたことは、次につながる良い経験になった。
失敗したことも発信していく。Xの使い方も考えた
今日は商品出品とあわせて、Xで何を発信していくかについても考えた。
これまでは、作業の報告や気づいたことを投稿するだけになりがちだった。でも、せっかく副業に挑戦しているのだから、成功したことだけではなく、失敗したことや改善したことにも価値があるのではないか。
今日のAIとのやり取りが、まさにその例だ。
画像制作で思うように進まなかったことも、役割分担を見直したことも、同じようにAIを使おうとしている人には参考になるかもしれない。
そこで、日々の副業実践、AI活用での失敗や改善、そしてたまには普段の生活のことも交えながら発信する方針をミリムとも相談して決めた。
俺はまだ、副業で成功した人間ではない。
53歳の派遣社員が、CanvaとAIを使って、自分で稼ぐ力を身につけられるのか挑戦している途中だ。
だから、分かったふりをして誰かに教えるより、実際にやったことを、そのときの考えと一緒に伝えていきたい。
俺自身もそうだが、巷に溢れている「これで私は月◯◯万円稼ぎました」「AI使って毎月◯◯万円稼ぐ方法」って気になるし、知りたいと思う。
だけど、俺自身が一番知りたいのは0→1の部分だ。つまり、その方法を実践し始めて最初の1件が売れるまでの試行錯誤の部分。なぜなら、俺自身も過去に何度も副業チャレンジして、0→1がいかに難しいかを経験しているからだ。
購入したマニュアル通りに実践して順調に売れていけば良いが、実際は最初の1件が遠い。「本当にこれで合っているのか」「何か間違ってないか」という不安が大きくなってくる。
もしかしたら俺と同じように、そのときにマニュアル販売者は何をしたのか?そこを知りたいんじゃないか?そう思ったからだ。
もう一つの理由は、商品を作る過程だけでなく、そこで起きた失敗や迷いも、記録しておけば、自分自身の今後の副業の何かに活かせるかもしれない。
そんなことも考えた10日目だった。
次からは、1商品ごとにゼロから悩み直さない
今回、2商品目をBOOTHに出品できたことで、商品制作から販売までの流れも少しずつ見えてきた。
一方で、画像を作るたびに同じことを説明したり、どこまでミリムへ任せるのか迷ったりしていては、いくらAIが便利でも時間がかかる。
だから、次からは今回決めた役割分担を基本にして進めてみたい。
商品そのものは俺が制作する。ミリムには、考えること、整理すること、文章や販売画像の構成などを手伝ってもらう。
そして、実際に販売するものは俺が確認し、最後の判断も自分で行う。
今回決めたやり方が、本当に効率的なのかは、次の商品を作るときに確かめればいい。使ってみて問題が出たら、そのときにまた修正していく。
1商品ごとに、同じことをゼロから悩み直さない。
これは、これから商品を増やしていくうえで大切にしたい考え方になった。
53歳からの副業再挑戦、10日目。
Nature Pocketsには商品が2つ並んだ。まだ売れるかどうかは分からないけれど、少なくとも自分で商品を作り、販売するところまで2回経験できた。
次は今回の反省を活かして、もっと無駄なく進めていこう。

