53歳からの副業再挑戦、12日目。
昨日は、BOOTH出品の作業チェックリストや、ChatGPTへの指示プロンプトを整理することに時間を使った。商品制作そのものはあまり進まなかったが、今後の作業で同じ失敗を繰り返さないために、必要だと考えて取り組んだ。
そして今日は、その仕組みを実際に使ってみることにした。
制作するのは、王道のハロウィンを少し大人向けにアレンジしたデジタルペーパー。商品を完成させるだけではなく、販売画像や説明文を用意して、BOOTHへの出品まで進めるのが目標だ。
実際に作業を始めると、今回もAIが思いどおりに動いてくれない場面があった。それでも、画像の見せ方を修正しながら作業を進め、最終的にはその日のうちに3商品目を公開できた。
昨日の仕組みづくりは、決して無駄ではなかった。ただし、今日の作業を通じて、もう一つ大事なことも見えてきた。
時間は有限。そして、作業する俺は一人しかいない。
昨日作ったチェックリストを、さっそく実践してみた
昨日、俺とミリム(ChatGPT)は、これまでのBOOTH出品作業を振り返り、商品制作から公開までの手順を整理した。
AIにまとめて任せることで、かえって画像生成のやり直しが増えてしまう。その反省から、文章や販売設定はまとめて依頼し、画像は1枚ずつ確認しながら進めることにした。
さらに、商品データ、販売画像、説明文、最終確認など、出品までに必要な作業をチェックリストにまとめた。
今日は、その仕組みを使って新しい商品に取りかかった。
商品企画から販売用の画像制作、BOOTHへの登録まで、やることは少なくない。しかし、昨日のうちに作業の流れを整理していたので、何を先に進めるかを一から考え直す必要はなかった。
もちろん、チェックリストを作っただけですべての問題がなくなるわけではない。実際に使ってみなければ、足りない項目や改善すべき部分も分からない。
だから今回は、商品を完成させることと同時に、昨日決めた手順が実際の作業でも使えるのかを確かめる一日になった。
3商品目は、大人向けのクラシックなハロウィン
今回制作したのは、「大人クラシックなハロウィン」のデジタルペーパーだ。
ジャック・オー・ランタンや黒猫、三日月、コウモリ、キャンドルなど、ハロウィンらしい定番のモチーフを使っている。ただし、子ども向けのポップな雰囲気ではなく、アンティークやゴシック感のある大人向けのデザインにした。
カラーは墨黒、深紫、くすみオレンジ、生成りの4色。
それぞれの色で雰囲気を変えながら、同じハロウィンの世界観を楽しめるセットにした。販売データは、3600×3600pxのシームレスPNGが4枚、A4サイズのPDFが4枚の合計8ファイルだ。
価格は350円に設定した。
ただ、商品データが完成したからといって、そのままBOOTHで販売できるわけではない。購入を検討している人に、何が入っていて、どんな使い方ができる商品なのかを伝えるための販売画像も必要になる。
今回も、ここからがなかなか大変だった。
デジタルペーパーの使用例なのに、別の商品に見えてしまった
販売画像の中でも、特に時間を使ったのがデジタル用途の使用例画像だった。
デジタルペーパーは、スマホの背景やデジタル手帳、カレンダーなどに活用できる。ただし、使い方を見せる画像だからこそ、実際に販売している商品と違うものに見えてしまっては困る。
最初にミリムが作成した使用例では、デジタル手帳の中にリングノートのようなものが表示されていた。
これでは、ハロウィン柄の手帳そのものを販売しているように見えてしまう。本当に伝えたいのは、スマホやデジタル手帳、デジタルカレンダーの背景として使えるというイメージだ。
そこで俺は、商品の見せ方を修正することにした。
ミリムとも使用例の目的を整理し、デジタル手帳、スマホ背景、デジタルカレンダー、SNS背景という4つの用途が正しく伝わるように作り直した。
さらに、使用例画像がかなり意図に近づいたところで、もう一つ改善できる部分が見えてきた。
せっかく4色セットなのに、使用例の中では1色しか使っていなかったのだ。そこで、それぞれの用途に違うカラーを割り当て、4色すべてを自然に見せる構成へ変更した。

単に色見本を並べるだけでなく、実際の使い方を通して各色の雰囲気を伝える。
商品の特徴と購入後の使い方を、一つの画像の中で同時に見せられるようになった。 この考え方は、今後の販売画像にも活かせそうだ。
販売画像は13枚。それぞれに役割があると分かった
使用例画像の修正が進み、販売ページに使う画像がほぼ揃ってきた。しかし、ここでも確認漏れが見つかった。
商品の利用条件を説明する画像を、まだ作っていなかったのだ。
そこで、個人利用や商用利用、加工利用の可否、素材そのものの再配布や再販売の禁止など、購入前に確認してほしい内容をまとめた画像を追加することにした。
文章だけで説明するのではなく、販売画像の中でも確認できるようにしておけば、購入を検討する人にも分かりやすい。
こうして最終的に、今回の販売画像は合計13枚になった。
メイン画像、セット内容、各色のデータ、デジタル用途と印刷用途の使用例、そして利用条件。それぞれの画像には、違う役割がある。
最初に興味を持ってもらうための画像と、商品内容を確認してもらうための画像では、伝えるべきことが違う。実際の柄を見せる画像もあれば、購入後の使い方を想像してもらう画像も必要だ。
今回、13枚の販売画像を作りながら、その違いが以前より明確になってきた。
ただ画像をたくさん並べるのではなく、購入を検討する人が知りたいことを、順番に理解できるようにする。商品そのものを作ることと、商品を分かりやすく見せることは、別の作業なのだと改めて実感した。
AIとの役割分担を見直し、3商品目をBOOTHへ公開
使用例画像を何度も修正したことで、AIに任せる作業と、俺自身が確認すべき作業の境目が改めてはっきりした。どれだけ細かく条件を指定しても、出来上がった画像が実際の商品に合っているかは、確認してみなければ分からない。
商品そのもののデザインは変更しない。使い方を紹介する画像では、販売していない別の商品に見えないようにする。そして、実際の完成物を確認してから次へ進む。こうしたルールをミリムと整理しながら、作業を続けていった。
ミリムには販売画像の構成や文章作成、画像生成、客観的なチェックを担当してもらう。一方、Canvaでの商品制作や実物データの配置、最終判断、BOOTHへの出品は俺が行う。AIの提案を無条件に採用せず、実際に使えるかどうかを自分の目で確かめることも、俺の大切な役割だ。
最終的に、商品データと販売画像、商品説明、価格などを確認し、BOOTHへの登録を完了した。Nature Pocketsの第3商品「大人クラシックなハロウィン」を、350円で公開できた。
昨日は仕組みづくりに時間を使ったが、今日はその仕組みを使って、商品制作から公開までを一日で進められた。ただし、今後も同じ時間でできるかどうかは、次の商品でも試してみなければ分からない。
時間は有限。だから「今やらないこと」も決める
今回の作業を終えて、もう一つ考えたことがある。それは、副業に使える時間をどう配分するかということだ。
副業を始めると、やってみたいことが次々に出てくる。BOOTH以外の販売サイト、SNSでの発信、アフィリエイト、新しいデザインの勉強など、取り組もうと思えばいくらでも仕事を増やせる。
でも、俺には本業がある。使える時間も体力も限られているし、同時に何もかも進められるわけではない。実際に、過去の副業挫折の原因の一つは、あれこれ試してしまい、結局どれも中途半端になったこと。
だから、何か新しいことを思いついたとき、単に役立ちそうかどうかだけで判断するのはやめようと考えた。今の最優先目標に必要なのか、それとも後からでもいいことなのかを区別する必要がある。
今回の販売画像でも、細かな部分をさらに作り込もうと思えば、いくらでも時間を使えたはずだ。
もちろん、商品として必要な品質は守らなければならない。ただ、販売できる状態になっているのに、細かな見た目の調整をいつまでも続けていては、次の商品を作る時間がなくなってしまう。
昨日は仕組みを作り、今日は実際に使ってみた。その結果、第3商品を公開できたことは、一つの前進だ。
でも、これからも毎日仕組みづくりばかりしていたら、本来の目的から外れてしまう。チェックリストもAIへの指示プロンプトも、商品を作り、販売する、そして売上をあげるために用意した手段にすぎないからだ。
12日目を終え、Nature Pocketsの公開商品は3商品になった。まだ商品が売れたわけではないし、この進め方が正解なのかも分からない。
それでも、自分で商品を作り、販売画像を整え、BOOTHへ出品するところまで進められるようになってきた。
時間は有限。俺も一人しかいない。だからこそ、今やるべきことに集中する。
次の商品でも、今回作った仕組みを使いながら、無駄な作業を減らせるか試していきたい。商品を作って終わりではなく、実際に売上を生み出せるようになるまで、この挑戦を続けていく。
