53歳からの副業再挑戦、48日目。
Nature PocketsではBOOTHに12商品のデジタルペーパーを出品しているが、売上はいまだ0円。早く売れてほしい!という焦りはある。だが今はその気持をグッとおさえている。
今は新商品を作ることよりも、既存商品をどうやって見つけてもらうかを優先している。
前日はGoogle検索とBOOTH内部検索を調べ、自分の商品が検索結果の3・4・7ページ目に掲載されていることを確認した。
でも、検索結果に表示されることと、実際に購入してもらうことは別の話だ。それなら、商品を販売する場所そのものを増やしてみたらどうだろうか。
今日はBOOTHで販売している既存商品を使って、minneへの初出品に挑戦することにした。
ところが、実際に登録を進めると、思わぬところで2つの問題が見つかった。
12商品を増やすより、売り場をもう一つ作ることにした
これまでは、デジタルペーパーの商品数を増やしながら販売を続けてきた。しかし、12商品を公開しても初売上には結びついていない。
そこでミリムと検討し、新しい商品を作り続けるのではなく、今ある商品を見つけてもらうための活動に力を入れる方針へ切り替えていた。
その一つとして考えたのが、BOOTH以外の販売サイトにも商品を出してみることだ。
今回選んだのは、ハンドメイド作品やデジタル素材を販売できるminne。実際に「クリスマス デジタルペーパー」と検索してみると、指定した条件では847件の商品が表示されていた。
前日のBOOTH検索では2,009件だったが、検索条件も対象も違うため、数字だけでminneの方が競争が少ないとは判断できない。
ただ、BOOTHとは別の場所で商品を見つけてもらえる可能性はある。
それなら、まず1商品を実際に出品してみよう。商品は新しく作らず、BOOTHですでに販売している「聖夜の焼き菓子店」の商品と販売用素材を使うことにした。
minneの販売者登録。ショップ作りも必要なところから
まずはminneの会員登録から始めた。メールアドレスを登録してアカウントを作成し、続いて作品を販売するための販売者登録へ進んだ。
本人確認に必要な手続きや売上の振込先口座などを設定し、画面に「作品の販売ができるようになりました。」と表示されるところまで完了した。
次はショップの準備だ。
ショップ名はBOOTHと同じ「Nature Pockets」に設定し、ロゴやショップ紹介文も用意した。カバー画像(ヘッダー)には、BOOTHで使っている四季をテーマにした画像を流用することにした。
ただ、サイズを調整して表示してみると、カバー画像が少しぼやけて見える。
気になる部分ではあったが、今回は作り直さなかった。今は、それが最優先ではないからだ。
今の目的は、ショップの見た目を完璧に仕上げることではなく、実際に商品を販売できる状態にすること。改善点として残し、まずは最初の1商品を公開する作業へ進むことにした。
最初に開いたのは物品販売の画面。登録前に間違いに気づいた
ショップの準備ができたので、いよいよ作品登録へ進んだ。ところが、最初に開いた画面には「作品登録:物品販売」と表示されていた。
入力欄を見ると、配送方法や発送日数、在庫に関する項目が並んでいる。
あれ? 俺が販売したいのは、購入後にファイルをダウンロードしてもらうデジタルペーパーだ。現物を発送する商品ではない。
そこで操作を止め、登録画面を確認し直した。
minneでは物品販売とダウンロード販売で登録する入口が分かれていた。ミリムとも画面の違いを確認し、改めてダウンロード販売の専用フォームを選び直した。
もし違和感に気づかず、そのまま登録を進めていたら、余計な手戻りが発生していたかもしれない。
今回は公開前に気づけたので、誤った販売形式で商品を登録せずに済んだ。
以前のBOOTH出品でもそうだったが、販売サイトが変われば操作方法も変わる。慣れているつもりで進めず、今開いている画面が自分の売りたい商品に合っているか確認する必要がある。
ZIPの中に「.pdf.pdf」。ミリムとの確認で別の問題も発見
販売形式を修正し、既存商品の登録を進めていたとき、もう一つ問題が見つかった。
今回minneに登録するのは、BOOTHで販売していた「聖夜の焼き菓子店」。4色のシームレスPNGとA4 PDFをそれぞれ4点ずつ、合計8ファイルにまとめた商品だ。
新しく作り直す必要はないはずだったが、出品用ZIPをミリムと確認していると、PDFのファイル名におかしな部分が見つかった。
木苺カラーのPDFだけ、ファイル名の最後が「.pdf.pdf」となっていたのだ。
PDFの中身そのものに問題はなかったものの、購入した人が受け取るファイル名としては不自然だ。
ここで俺とミリムは、修正する範囲を確認した。
商品デザインやPDFの中身を変更する必要はない。修正するのはファイル名だけにして、元の商品データが変わっていないかも確認することにした。
俺自身がファイル名を修正し、ミリムも元データと修正版を比較。ZIP内の8ファイルすべてについて、中身が変更されていないことを確認できた。
修正版をminneの販売データに使用し、BOOTH側のZIPも修正して差し替えた。見た目のきれいな販売画像を用意するだけでなく、購入後に渡すファイルの状態も確認しなければならない。
今回は新しい販路へ出品しようとしたことで、すでに販売していた商品の小さな問題にも気づくことができた。
と同時に出品公開する前に、今一度、商品の状態だけでなく、こういった細かな点も慎重にチェックすべきだと痛感した。
350円でminne初公開。すぐには表示されなかった
ファイルの修正が終わり、ようやく作品登録を進められる状態になった。
販売するのは「聖夜の焼き菓子店」のデジタルペーパー4色セット。価格はBOOTHと同じ350円にして、販売画像も既存の6枚をそのまま使用。商品説明には内容や利用条件、ダウンロード商品であることを記載し、修正済みのZIPファイルを登録した。
ここでも、あえて価格や画像構成を変えることはしなかった。
今回確かめたいのは、同じ商品を別の販売サイトへ置くことで、見つけてもらう機会が増えるかどうか。最初から価格も画像も変更してしまうと、あとから違いを判断しにくくなる。
設定を終えて公開したものの、すぐにはショップの商品一覧へ反映されなかった。
そこで少し時間を置いて確認し直すと、ようやくNature Pocketsのショップに作品が表示された。

商品詳細ページでも350円の価格、ダウンロード販売、ZIPファイルの情報、6枚の販売画像が表示されていることを確認できた。
こうして、minneでの初出品が完了。
BOOTHだけだったNature Pocketsに、もう一つ販売する場所ができた。
売り場は2つになった。でも、まだ売れたわけじゃない
今回の作業で、BOOTHに加えてminneでも同じ商品を販売できる状態になった。
ただし、これはあくまで「出品できた」という成果だ。実際に購入されたわけでも、見てもらえる人数が増えたと確認できたわけでもない。
minneでの作品閲覧数や検索結果の表示位置、購入者が商品ページへ進んだ回数などは、まだ調べられていない。
今後は、どれくらい作品を見てもらえるのか、気に入ってもらえるのか、そして購入につながるのかを確認していく必要がある。
それに、BOOTHとminneでは利用者も検索の仕組みも違う。単純にどちらの方が売れやすいと決めつけず、実際の結果を見ながら考えたい。つまり先入観や憶測ではなく、観測による実際の数字データで冷静に分析するということ。
今回、出品作業を進める中では、販売形式の選択間違いとZIP内のファイル名という2つの問題が見つかった。
どちらも公開前に気づき、俺とミリムで確認しながら修正できた。さらに、以前から気になっていたショップ画像の改善は、今回は後回しにする判断もした。
やることを全部終わらせようとするのではなく、今回の目的に必要な作業を優先する。これは今回の副業再チェレンジで結果を残し、継続していく上では大事だと思う。
48日目、売上0という現実は変わっていない。それでも、既存商品を使って新しい販路を一つ増やし、販売データの問題も修正できた。
次に確かめたいのは、増やした売り場から実際にお客さんが来てくれるのかということだ。
商品を並べて終わりにはしない。初売上0→1へ向けて、今度は数字を見ながら検証を続けていく。

